HOME
教会紹介
牧師のコラム
Bible Study
ショートメッセージ
推薦図書
お問合せ
伝道の証1(女性)
 

 神様がこの小さな者を用いて下さり、ある方をキリストの救いへと導き、永遠の命を与えてくださった出来事がありましたので証させて頂きます。 初めにみことばをお読み致します。
「また、みことばを実行するものになりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけのものであってはいけません。」
                                                     ヤコブの手紙1章22節


 私が勤務している病院に50歳の女性で末期癌の方が入院されていました。彼女は口から食事をすることもできず、自分で身体を動かすこともできないほどに衰弱されていました。身体の痛みや死への恐怖もある様で、ナースコールも頻繁でした。私は苦しんでいる患者さんを見る度に、”
キリストの福音を伝えなければ”と思いました。しかし、いざ伝えようとするとことばが見つからず、時間だけが過ぎていきました。
 9月17日月曜日、他の方に慰めのみことばを伝えたくて聖書からみことばを探していましたが、見つからなかったので、Y姉がチェーン式の聖書を持っていたので、そっと借りて、みことばを探そうと聖書を開いたら、ピンクのラインマーカーで、それも蛍光インク性のもので、線が引かれていたみことばに目が留まりました。そのみことばが先ほどお読みしたみことばです。このみことばは、私の心に中に深く入って来ました。”このみことばに応答しなければいけない!”と思い、翌日は夜勤だったので、今度こそキリストの福音を伝えようと決心し、”神様の導きと助けがありますように”と祈りました。
 翌日午後4時に出勤してナースステーションに入ると、直ぐにその患者さんの心電図のモニターに目が留まりました。血圧は正常でしたが、心拍数は200を越え、その数字は赤く点滅していて、アラームも鳴っていました。それは危険な状態を表します。その日の日勤をしていたH姉が、「今日はずっとこうなのよ。」と言われました。私は思わず、「今日の夜勤は大変だな」と思いましたが、「いや、違う。神様はこのことを通して、今、キリストの福音を伝えなさい。」とおっしゃっているんだと思い直しました。
 H姉は師長という立場上多忙で、ナースステーションには不在だったので、Hさんと二人でその患者さんの病室に行き声をかけると、その患者さんは小声でしたが、全身の力を振り絞ったような声で、「助けて」と言われました。私は患者さんに、「私は人間だから、あなたを助けることができないけど、でも私が信じている神様はあなたを助けることができます。」と言ってからキリストの福音を伝えました。そして、「この神様を信じることができますか?」と尋ねると、「まだわからない」という返事でした。「私は、あなたのために神様にお祈りしたと思うけど、お祈りしても良いですか?」尋ねると、「お願いします」という返事でしたので、「神様がこの方と共にいて下さって、今の苦しみを取り去ってくださるようにお祈りしました。そして、「あなたも、もしお祈りできたら一言でも良いですから、お祈りしてください。」と伝えると、患者さんは「イエス様、助けて」と祈られました。 「神様は、今お祈りしたことを必ず聞いて下さるから、そのことを信じていて下さい。」と伝え、病室を出ました。
 ナースステーションに戻って心電図モニターを見ると、200まであった心拍数が100〜110台まで落ちて、正常の方から見れば多いのですが、それなりに安定されていました。思わず、H姉と「神様だね」と共に神様をほめたたえました。その日の夜勤の介護士さんは、私が伝道しているSさんだったのですが、そのSさんもこの状況を知って「神様、すごいですね。」と共に神様をほめたたえました。
 それからは、その患者さんからのナースコールも少なく、時々訪室すると、呼吸も穏やかになり、眠っている様子でした。他の患者さんたちも眠って静かになったので、Sさんと二人で いつものようにリビングライフを用いて分かち合いをしていました。その日はなぜかずっと先の日にち29日のところを開き、ローマ人への手紙10章8〜13節のみことばを読み、「ここは洗礼の時に牧師が読んで、洗礼を受ける人が信仰告白をするんだよ」と話ました。しばらくして分かち合いを終えて仮眠を取ることにしました。
 朝方になって、その患者さんの血圧が下がり始めたので心配になり、まだ信仰告白を聞いていなかったので、この方が本当に救われているのかどうか不安でした。「どうしたらいいんだろう?」と思った瞬間、先ほどSさんと分かち合い愛をしたローマ人への手紙10章8〜13節のみことばを思い出し、リビングライフを持って患者さんの病室へ行き、みことばを読みました。
「では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」
 これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです。なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。 聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」ユダヤ人とギリシヤ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。」
                                              (ローマ人への手紙10章8〜13節)


 私は、「聖書にこう書いてあるなら、このことを信じたらイエス様のいる天国へ行けるんですよ。信じますか?」とその患者さんに尋ねると、「うん」とうなずかれました。しつこいと思われるかも知れないと思いましたが、もう一度「本当に、信じますか?」と尋ねると、「うん」と深くうなずかれました。それからしばらくして、S姉が出勤して来られたのでこのことを報告し、私は9時に仕事を終えて帰ることにしました。
  その後その患者さんは、日中、血圧は低いながらも安定されていて、夜勤帯になり、20時頃息を引き取られたそうです。(そのときの夜勤はH姉だったので、その時の様子は後でH姉に証して頂きます。)
 私はクリスチャンとなって13年目になりました。クリスチャンになったばかりの頃、「いのちの質を求めて」という本を読みました。そこにはクリスチャン医師が院長をしているホスピスでの患者さんとの関わりのことが書いてあり、末期ガンで死を目前にしていて、死の恐怖と戦っている患者さん達に先生がキリストの福音を伝え、患者さん達がそのことを受け入れ、死への恐怖もなくなり、死んだらイエス様のいる天国に行けるということを待ち望んでいて、共に賛美したり、分かち合いをしたりしている様子が書かれてあり、とても感動し、私もホスピスで働いてみたいと思い、神様に「ホスピスで働けますように」と祈ったことがありました。
 しかし、私の住んでいた周辺にはホスピスがなかったので、夢もかなわないかと思われました。しかし今、ホスピスではありませんでしたが、私の願いを今勤務している職場でそのことを実現させて下さいました。神様は、一度祈った祈りがみこころならば必ず実現してくださることを知りました。それが私がどんな状態でも、みことばによって私を強めてくださり、事を行わせて下さいました。
 最後にみことばをお読みして、私の証を終わらせて頂きます。
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。」                    (ピリピ人への手紙2章13〜14節)

主に感謝し、主をほめたたえます!